2010年03月12日
昔のレッテル
工場の片付けをしていたら、昔のレッテルがでてきました。「あー懐かしかね~」でも昔のレッテルってなんか重みがあっていいね~って感じました。このレッテルは「むらさき」という商品の一升瓶のレッテルでした。このレッテルを貼っている時は、レッテルを一枚、一枚手で並べて糊をつけて、貼っていました。このレッテルを並べるのと貼るのが、職人わざで熟練してないと時間ばかりかかるんですよね~何度か手伝ったことがあるんですが、うまく出来ませんでした。
今は、機械で貼るようになり、なんか味気ない感じがしますが、時代の流れなんでしょうね。
「温故知新」って言葉がありますが、古さを知って新しきを知る。言葉の意味がよくわかりました。「昔はこのレッテルを一枚一枚手で並べて、貼りよったとぞー」と言って聞かせています。「機械で貼るとが当たり前やったけん、今は便利かね~」と言っていました。レッテルをとっといて時々昔を思い出すようにしたらいいかもしれないですね。
Posted by 六代目作右衛門 at 18:45│Comments(0)
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