2009年07月31日
甘酒は夏の飲み物なんです!
みなさんは「甘酒」は夏によく飲まれていたことをご存知でしたか?甘くてなんか陰気くさいお年寄りの飲み物とか思ってませんか?
お正月にのむあったかいイメージがある方も多いと思います。私も実際そう思っていました。ところがどっこい事実は違います。
江戸時代には、今のようにクーラーや扇風機などありませんから、夏場に暑くて倒れる方が多かったそうです。甘酒には体にとって滋養強壮剤になることを江戸の人達は知っていたのでしょうね。「甘酒売りの商人」がいて、夏の飲み物として売られていたのです。俳句の世界でも甘酒は夏の季語として扱われるそうです。
この甘酒ですがアルコールは一切含みませんので朝から飲んで大丈夫なんです。飲酒にはなりません。朝ごはん食べない方にはもってこいですよ。
私は東京農大の醸造学科というところを卒業しました。発酵学専門の学科です。その大学の教授である小泉武夫先生が、「甘酒を飲めば、病院で点滴一回したくらいの栄養があるんだぞ」と言われていたことを思い出します。
疲れた体に滋養強壮として自然の飲み物甘酒はいかがでしょうか?
ついでに西岡醤油のうすくち醤油も仕込みの際に「甘酒」を使っているんですよ。ほんと発酵学はおもしろいですね。
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Posted by 六代目作右衛門 at 20:17│Comments(0)
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