2010年09月17日
「食べるラー油」人気で需要増---乾燥ガーリック---

乾燥ガーリックの市況がいよいよ厳しさを増している。メイン産地である中国山東省新クロップが期待したほど良くなかったうえ少ない原料の奪い合いがさらに激化しているためだ。
国内の乾燥ガーリック需要は、08年ごろから「石垣島ラー油」に代表される「食べるラー油」の人気に火がついたことから急に増加した。もともと乾燥品はタレ、シーズニング向けのほか、水戻ししてチューブにんにくや刺身用の小袋パック、ラーメン店などの薬味といった使われ方が主だったが、最近は粉末品やフレークへのニーズも増加している。
中国が主な生産地であるが、厳しい寒波に襲われるなど例年よりも3割近い減産が続いている。しかし需要の方は増える一方で競争は激化しそうである。乾燥を行うメーカーによっては今年に入っても全く原料が手に入らず操業をストップしているところも少なくない。
国内のガーリック価格にも大きな影響を与えそうだ。
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Posted by 六代目作右衛門 at 09:59│Comments(0)
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